5放射相称が特徴の生き物たち
棘皮動物は原則として5放射相称が特徴の生き物たちです。
5放射相称は対称性の一種で、物体やデザインが5つの等しい部分に分割され、それらが中心点から均等に放射状に配置されている構造を指します。
右の図のヒトデですが、綺麗に5つに分割できます。
ナマコやウニなども同じ棘皮動物で原則として5放射相称の形をしています。
今回はそんな棘皮動物について詳しく見ていきたいと思います。
一般形態
上記で記したように体制は5放射相称を基本としており、外見的には左右相称型方に見えるナマコ類も、内部構造は5放射相称の特徴となっています。
頭部という概念がなく、口とその対極を結ぶ軸が体の主軸となります。
ウニを想像するとわかりやすいですが、体の表面は多くの棘上の突起に覆われており、この特徴から「棘皮動物」という門の名がついています。
一般的に移動する能力があまり高くないです(クモヒトデ類を除く)。
体構造
【水管系】
準備中。
【消化系】
準備中。
【循環系】
準備中。
【神経系および感覚器官】
準備中。
生殖および発生
【生殖】
棘皮動物の多くは雌雄異体で、ウミユリ類以外は体内に明瞭な生殖腺を有しています。
一部の種を覗いて受精は大概で行われる。
【発生】
準備中
分類
①ウミユリ綱
棘皮動物の中でも最も原始的な綱で、多くは口の反対側から伸びる茎によって基質に固着します。
口と肛門は体の上面に位置します。
棘皮動物でも棘がない生き物で、現生種は約600種余りが知られています。
②ヒトデ綱
体は星形で、多くは5本の腕を有するが、それ以上の腕を持つ種もいます。
底生性の自由生活者で多くは腐肉食者です。現生種は1500種ほどいます。
③クモヒトデ綱
体は星形で、比較的小さい体部から5本の長い腕が伸びています。
現在の棘皮動物では最も大きい綱で2000種が知られています。
④ウニ綱
体は球形ないし円盤状で、腕がありません。
ない骨格が発達しているため殻を形成しており、体表は多数の棘で覆われています。
現生種は950種ほどです。
⑤ナマコ綱
体は前後に長く延長し、外形はほぼ左右相称です、
腕や棘はなく、内骨格も退化しています。
現生種は1000種ほどです。
まとめ
・5放射相称が特徴の棘皮動物
・5つの綱がある
今回参考にした書籍は以下の書籍です。もっと読み込んだら追記します。
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