【分類】
界 : 動物界 Animalia
門 : 節足動物門 Arthropoda
綱 : 顎脚綱 Arthropoda
目 : 無柄目 Thecostraca
科 : クロフジツボ科 Cirripedia
属 : クロフジツボ属 Balanomorpha
種 : クロフジツボ Tetraclita japonica
【特徴】
直径は40mmほどで、波あたりの強い潮間帯中部の岩場で多く見られる。殻は灰色で、その表面は細い鱗状になっている。潮間帯で見られるフジツボ類の中では大型種。
【生態】
体の上部中央に4枚の板でできた蓋があり、海中で蓋を開けて蔓脚で餌を捕食する。
体を覆っている殻とそれを閉鎖する蓋はエビやカニの背甲に相当する。頭胸部背面の外骨格に由来する外套から分泌され、軟体動物門の貝類の殻のように生涯成長を続けるが、殻の内部の蔓脚や外套は成長に応じて脱皮し、殻の内部から外に廃棄される。
幼生が着底するときに既に他個体が固着している近傍を選択する性質を持ち、群生して生活している。これは動きまわって繁殖相手を見つけることができないためと考えられる。また雌雄同体であるため、固着生活でも効率的な生殖が可能である。
【食べ方】
①塩ゆで
塩ゆでして中身を取り出して食べる。
実際に食べてみた。
楽天市場でフジツボは買えるらしい。
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