磯で見られる一般的なエビ
本日は磯で見られる一般的な生き物をご紹介します。
イソスジエビとスジエビモドキ
見た目がよく似ているエビ2種類です。
この2種の違いを写真付きで見ていきましょう。
生態・見分け方
上の写真では左側がイソスジエビ。右側がスジエビモドキになります。
まずはイソスジエビから
【イソスジエビ Palaemon pacificus】
半透明の体に多数の黒褐色の筋が入り、縞模様になっています。
大型個体では足の関節付近と尾部に黄色い斑点があります。
額にある角は先端が上を向きます。
磯の潮だまりで見られます。
体長は50mmほどで、スジエビモドキよりは大きいです。
【スジエビモドキ Palaemon serrifer】
腹部の縞模様がイソスジエビよりは少ないです。
各節に1つずつあることが多い。
額にある角はイソスジエビほどは上を向きません。
イソスジエビよりも淡水に強いのか、雨水が混ざるような潮だまりでも見ることができます。
捕まえ方
エビは前にも歩きますが、天敵から逃げるときは尾部を使って後方に逃げます。
尾を折り曲げることにより後方へ跳ねるように逃げるのです。
そのためエビの後方に網を用意しておけば捕まえることができます。
網を二刀流で構えて、前後から挟み込むように動かせば捕まえることができます。
まとめ
・イソスジエビとスジエビモドキは磯で見られる一般的なエビ
・違いは筋の数と額の角で見分けよう
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